2020年03月

家賃は牛肉で払うのかな。大家さん毎晩すき焼きか。総理夫人は「公園がダメならレストランでお花見すればいいじゃなぃ。」だって。マリー・アントワネットもびっくり。フランスだったらもう一度革命が起きるぞ。相変わらず変な国だぜ。

 

在宅勤務大流行。爺ぃ達PC使えなくて泣きそう。ヤケクソになって公園で花見。チューハイ片手に辞世の句詠んだりしてね。

 

風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春のコロナを いかにとやせん

 

「殿、ワクチンを持参致しました!お気を確かに!」

「待ちかねたぞ由良助。せめてあの緑のたぬきを退治致せ。」

「殿!」

 

こうして横文字ばかり並べて意味不明の妖術を使う緑のたぬき仇討ちの旅は始まったのでした。

 

おしまい。

良い天気でしたな。

 

本日は、新宿武蔵野館まで遠征。「もみの家」を観た。感想は別途記載しておりますが、好きな作風の映画でした。田園風景がなんとも美しく、川本三郎さんの「邦画は地方から再生される」という理論は正しいかも知れない。それにしても、独立系ミニシアターの映画は楽しいね。妙なケレンもなく、淡々と物語が進行する。小津の作風は確かに生き残っている。

 

帰りは五反田で寄り道。立ち飲みのメッカ。

此度のコロナ騒動で、経済が打撃を受けるのは必至。お父さんのお財布事情は益々厳しくなり、会社の経費も落ちなくなる。そうなると、従来のB級グルメは高級店に格上げ。これからはC級グルメが王道になることでしょう。すなわち、立ち飲みや角打ちが主流になる。拙者も半隠居の身の上。映画の後の独りチョイ飲みは、五反田を主戦場にしよう。もちろん友人とだらだら飲むのには適しませんが。本欄もそういった店の紹介記事が多くなります。

 

その後久しぶりにマッサージを受けた。他に患者がいなかったので、45分たっぷり。保険が効くのでこれで500円。痛気持ち良い施術で、途中寝ちゃった。

 

半隠居というのは優雅な暮らしですなぁ。

おしまい。

この連休は墓参りやら実家詣でやらで割と忙しい。昨日は合間を縫って武蔵小山に散策。駅前のロータリーでデキシーの演奏をしているグループがいた。モダンジャズは苦手だが、デキシーは好物でしてね。ニューオリンズのノリの良い曲がいくつか掛けられていた。大道芸ゆえ当然投げ銭を献上。演奏後にお話を伺ったところ、ライブハウスが軒並み閉店になっているので、外で演奏しているのだとか。
藝能の原点は屋外。閉鎖空間が駄目なら、外でやればいいじゃん。この単純明快こそ元気のミナモト。素晴らしい。ぱちぱち拍手を致しました。帰宅後調べたら、浅草のHUBでも活躍されている由。世の中が落ち着いたら出かけてみよう。

拙者の通っているジムは平常通り。ダブついた身体を絞った。免疫力増強には適度な運動と睡眠とストレス発散に限る。タバコを止めたら喘息も消えた。これでコロナに罹ったら、そのときはそのとき。鷹揚に構えるのが宜しい。

こういう休みの多い生活も段々慣れてきた。楽ちんが何よりですね。活動の時間帯を昼間にシフトすると、大してお金も遣わない。健康で文化的な生活ってこのことかな。

おしまい。

コロネタは封印と思っていたけど、この展開では触れないわけにいかない。

 

世界中が地獄八景みたいな大賑わいだけど、各国の対応を眺めているとつくづくお国柄が現れるものだね。窓開けてアリアを高らかに歌っている陽気なラテン気質のイタリア。ジョンブル魂の気合で国民を引っ張るイギリス。万事秘密主義のロシア。世界一を誇りながらコーラと銃弾が品切れのアメリカ。ウィルスを人民ごと粉砕した中国。刹那主義のお上に右往左往する日本。今日も反日の韓国。これからどんな展開を見せてくれる事でしょう。オリンピックより遥かに面白い。しかし、皆さま御身ご自愛の程。

 

老母の世話をしに日曜ごとに実家詣でをしている。テーブルの上に佐藤藍子女史の「90歳。何がめでたい」が置いてあった。あら、ボケたふりしてこういう本は読んでいるんだ。しかし、佐藤女史は私の老母より3歳年上だから不思議はない。女史の経歴を調べたら、「二度の離婚の後に別当薫氏と不倫関係」などと書いてあった。へぇ。宇野千代や瀬戸内寂聴のような奔放系なら分かるけど、一見常識人の佐藤藍子さんも道ならぬ燃える恋をしたのね。やるなぁ。秘すれば花。一度きりの人生ですので、すべてを墓場まで持っていく覚悟があれば、不倫も宜しいのではないかな。責任は持ちませんが。

 

さて、拙者、お陰様で本日無事63歳を迎え、半隠居の暮らしが始まった。しかし日常に変化はない。元来、何かに頑張ったり、勇気を貰ったり、という熱量系とは無縁の人生。世のカオスには関わることなく、ふわふわと枯淡の余生を送る所存。今後とも宜しゅう。

 

おしまい。

朝早くから仕事をひとつ片付け、自室とトイレと風呂の掃除を終えると、もうやることがない。土曜日は完全怠惰日と決めているので、語学も楽器も触らない。BBCを付けてもコロナのニュースばかりで鬱陶しくてすぐに消した。欧州は大変な状況だけど、自分で何かできるわけでもなく。中性脂肪が高い割にかつ丼やカツカレーなどを続けて食したので、ジムに行って絞らなければならないのだが。この雨だと出かける気も失せるねぇ。ごろりと転がって文庫本などを読んでいる。これがなかなか心地よい。

 

雨の土曜の午後は銭湯でも行って、一週間分の汗と脂と酒を洗い流したいねぇ。その後は、蕎麦屋に寄って、穴子の天ぷらか醤油で煮つけた牡蠣などを肴に一杯やっつけて、最後は蕎麦で締めたいもんだねぇ。ところが、肌に食いつく湯を沸かしている洒落た銭湯と喉越しの旨い蕎麦屋が少し離れているんだよな。湯冷めをすると白けるし、この案配がなかなか難しい。ま、作務衣でも着て、夕方に出かけるかな。それまでは、浪曲か講談でも聴きながら暇を潰すかな。または艶っぽく新内とかね。

 

今日は江戸の気分だ。

おしまい。

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