コロナのせいですっかり欧州熱が冷めてしまった。もう二度と行けないかもね。それならそれで語学の勉強だけは続ける。こうなると単なるマニアックなオヤジだ。

この頃の洋画は、欧州が舞台なのに登場人物がすべて米語を喋るなどというアホな設定は無くなって、皆さんきちんと現地語を喋っており、戦争映画などは格段のリアリティが生まれる。ナチスはドイツ語、レジスタンスはフランス語でないとね。先日も書いたけど、メリー・ウィドウは優雅なウィーン言葉で演じなければいけません。米語のオペレッタなど興覚め。レハールが聴いたら怒るだろうな。まぁ、趣味ってのはそういうもんで、半分以上は単なる自己満足。

 

田中邦衛さんのご逝去は哀しい知らせ。しかし、88歳では致し方ないか。お疲れ様と申し上げたい。「北の国から」より若大将シリーズの青大将が強烈な記憶として残っている。「すみちぁ~~~ん。」なんて台詞は良かったね。

 

ニュースからオリパラとコロナを引き算すると、何も残らないことに気づいた。何か大変な事態になっているなぁ。真面目で心配性の国民性をいいことにマスコミと政治家と専門家が煽りまくっている。こりゃ鬱も増えるって。概ね上手く行ってますよって冷静で前向きな意見を云う人はいないものかね。こういうときって、まがい物の宗教が流行るんだよな。皆さん、気を付けましょうね。

 

おしまい。